イソップ物語 Aesop's Fables 2005 5 23
少子化問題とは、「アリとキリギリス」問題です。
暑い夏の日も、働くアリを見て、キリギリスは大笑いします。
キリギリスは、おいしいものを食べ、歌い、踊り、毎日が楽しくて仕方ありません。
しかし、冬が来ると・・・・・。
イソップ物語 Aesop's Fables 2005 4 20
アリとキリギリスの話は、誰でも知っているでしょう。
そういう話をすると、多くの人は、「私は、貯金している」と言うでしょうが、
今回、話をするのは、個人レベルではなく、国家レベルの話です。
少子化の進行によって、
日本が、アリとキリギリスの寓話のような状態になる可能性があるのです。
少子化は、年金制度の崩壊を招きます。
(現在の年金制度は、現役世代から高齢者世代への「仕送り」という仕組みになっています)。
少子化は、企業の売上高の減少を招きます。
(子供は、十数年経てば、消費者になります)。
(少子化→市場規模の減少→企業の売上高の減少→給料の減少)。
少子化は、税収の減少を意味します。
(子供は、十数年経てば、納税者になります)。
現在、景気が少し回復したからといって、
少子化対策を怠けていると、アリとキリギリスの寓話のような話になってしまいます。
暑い夏の日も働くアリを見て、キリギリスは大笑いします。
キリギリスは、おいしいものを食べ、歌い、踊り、毎日が楽しくて仕方ありません。
しかし、冬が来ると・・・・・。